トイレタンクは掃除してますか?トイレ掃除はしていてもトイレタンクまでは掃除をしていないという方は案外多いのではないでしょうか?
トイレタンクのカビは、見た目だけでなく衛生面でも問題。特に賃貸住宅では、管理されていないトイレタンクがカビの温床になりがちかもしれません。
でも、賃貸でも使える簡単にカビを取る方法がありますので、ご紹介いたします。
トイレタンクのカビの掃除!簡単3選!
トイレタンクを開けてみると、カビだらけでびっくり!という方でも簡単にトイレタンクを掃除できます。それでは、カビだらけのトイレタンクの掃除の仕方を見ていきます。
- トイレタンクに入れるだけの市販の洗浄剤
- オキシクリーンを使う掃除の仕方
- 重曹を使う掃除の仕方
トイレタンクのカビを簡単に掃除する方法は、主に上記のやり方があります。市販の洗浄剤とオキシクリーン、重曹などは安全にトイレタンクの掃除に使えます。
カビを掃除するというとハイターやカビキラーが思いつきますが、ハイターとカビキラーは使えるという人と使ったらダメと言う人に分かれますので、後ほど説明いたしますね。
トイレタンクに入れるだけの市販のトイレタンク専用の洗浄剤
とにかく簡単にトイレタンクのカビを掃除したいというかたには、市販のトイレタンク専用の洗剤がオススメです。トイレタンクに入れるだけなので簡単♪

「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」は、タンク上の手洗い場の排水の穴から洗剤を簡単に投入でき、浸け置きするだけの手軽さです。
「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」は、洗浄成分と酵素の力を組み合わせて、トイレタンク内の悪臭の根源となる黒カビや水垢を効果的に分解・除菌します。加えて、発泡性の特徴が汚れ落としをさらに効果的にします。
また、塩素を含まないため、タンクを傷める心配がなく、また塩素の刺激的な匂いが苦手な人でも快適に使用できますね。
「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」の使い方は、洗剤をタンクに入れて2時間以上放置し、あとは、普段通りに水を流すだけ。
カビが多い場合は、2袋入れると良いです。
項目 | 「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」の詳細 |
---|---|
原産国 | 日本製 |
成分 | 界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)、酸化剤(過炭酸ナトリウム)、アルカリ剤(炭酸塩)、水軟化剤(ニトリロ三酢酸塩)、酵素 |
液性 | 弱アルカリ性 |
用途 | トイレタンク内の洗浄 |
内容量 | 35g×8包 |
使用量の目安 | 1回につき1包もしくは2包 |
サイズ | 110×140×50mm |
使用できないタイプ | タンクレスのトイレや、直接給水するタイプのおしり洗浄機能付のタンク |
備考 | 給水管がタンクとウォシュレットの二手に分かれている場合、問題無く使用可能 |
トイレタンクの洗剤は中性洗剤が良いとされていますが、木村石鹸によると「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」はゴムパッキンや樹脂製のものにも影響が少ないように成分を調節しているとなっています。(参考:木村石鹸)
またパッケージもシンプルで可愛いのでトイレに置いていても違和感を感じないですね。
トイレタンクをオキシクリーンで掃除する方法
オキシクリーンは、酸素系漂白剤で、安全かつ環境に優しい掃除方法のひとつです。
オキシクリーンは、強力な汚れ除去と漂白、カビ取りにも使えて、トイレタンクの衛生を保つのに役立ちます。
トレタンクの掃除に使うときは、界面活性剤が入っていないオキシクリーンを使います。

界面活性剤が入っていないので、赤ちゃんの服の洗濯にも使えますね。
- ゴム手袋
- 40℃程度のお湯で溶かしたオキシクリーン。(1リットルあたり28gの割合)
オキシクリーンで掃除する方法を
- トイレタンク内の水を少量流し、水位を下げます。
- 次に、お湯で溶かしたオキシクリーンをタンク内に直接いれ、軽くまぜます。
- 1~2時間ほど放置し、オキシクリーンが汚れに作用するのを待ちます。
- その後、通常通り水を流してオキシクリーンを洗い流します。
オキシクリーンをトイレタンクに入れて放置するだけで汚れが落ちやすくなります。
ただし、カビなどの汚れが頑固についている状態なら、使い古した歯ブラシなどで擦って汚れを落とす方法もあります。
- ゴム手袋
- 40℃程度のお湯で溶かしたオキシクリーン。(1リットルあたり28gの割合)
- 使い古した歯ブラシか掃除用ブラシ、スポンジ
- 使い古したタオルなど
- トイレの中にある止水栓をマイナスドライバーで止めます。
- トイレタンクの中の水を少量流します。
- トレタンクの手洗い部分を持ち上げて、濡れても良い場所に傷防止用のいらないタオルなどを敷いた上に置きます。
- お湯で溶かしたオキシクリーンをトイレタンクの中に入れて1~2時間放置します。
- オキシクリーンをつけ置きしている間に、トイレタンクの手洗い部分を浴室などで洗います。
- トイレタンクの手洗い部分はスポンジに中性洗剤、または汚れに応じてオキシクリーンを直接つけて洗います。
- トイレタンクの手洗い部分を洗ったあとは、タオルなどできれいに拭いて乾かします。
- トイレタンクの水を通常どおり流します。
- 使い古した歯ブラシやブラシ、スポンジなどに少量のお湯で溶かしたオキシクリーンをつけて残っている汚れを落としていきます。
オキシクリーンを使った掃除は、簡単ながらもトイレタンクを清潔に保つのに非常に効果的です。定期的な清掃として取り入れて、トイレの衛生状態を維持し快適に保てます。
自分のペースで、トイレタンクの効果的な清掃方法を試してみてくださいね。
トイレタンクを重曹で掃除する方法
重曹は自然派の掃除に最適で、カビや汚れを落とす役目があります。オキシクリーンより安価に掃除ができる重曹もおすすめです。
それではトイレタンクを重曹で掃除する方法をご紹介していきます。
- ゴム手袋
- 重曹200g+重曹適量
- ラップ、使い古した歯ブラシ、スポンジなど
- 止水栓をマイナスドライバーで回し水を止めます。
- トレタンクの手洗い部分を持ち上げて、濡れても良い場所に傷防止用のいらないタオルなどを敷いた上に置きます。
- 重曹200gをトイレタンクの中に入れて1~2時間放置します。
- 重曹をつけ置きしている間に、トイレタンクの手洗い部分を浴室などで洗います。
- トイレタンクの手洗い部分はスポンジに中性洗剤、汚れが酷いときは重曹をラップや使い古した歯ブラシなどに直接つけて洗います。
- トイレタンクの手洗い部分を洗ったあとは、タオルなどできれいに拭いて乾かします。
- 1~2時間ほどつけ置きしたあとはトイレタンクの水を通常どおり流します。
- 漬け置きしても残っている汚れは、使い古した歯ブラシやブラシ、スポンジなどに少量のお湯で溶かした重曹を直接つけて洗います。(ゴム手袋を使用)
- トイレタンクの手洗い部分を設置。
- 止水栓をマイナスドライバーで開けます。
- 重曹が残らないように水を流します。
重曹は低刺激性で、定期的に使用すると、トイレタンクの環境を清潔に保ち、カビの再発を予防できます。さらに、エコフレンドリーな点も重曹を使う掃除のメリットです。
洗剤を使わずにトイレタンクを掃除したいなら、ケルヒャーなどの高圧洗浄機を使って一気にキレイにする方法もあります。
高圧洗浄機は気になっているけど家にないという方は、ケルヒャーをレンタルして一度試してみるのもオススメです!
レンタル中に、洗車やベランダ、外壁などのお掃除も済ませてしまえば一石二鳥や一石三鳥になるかも^^
トイレタンクを掃除するときの注意点
トイレタンクを市販の洗浄剤、オキシクリーン、重曹で掃除をする方法をご紹介してきましたが、気をつけてほしい注意点もあります。
オキシクリーンや重曹などが残ってしまうと、トイレタンクを傷めてしまう可能性がありますので、必ず最後にしっかりと水を流してください。
毎日、トイレを使うという家庭なら問題は無いと思いますが注意してくださいね。
トイレタンクの掃除にハイターやカビキラーはダメ?
カビの除去には、ハイターやカビキラーを使いたいという方のいると思います。そこでハイターやカビキラーは使ってはダメなのか?について調べてみました。
結論から言いうと、TOTOなどのメーカーは「アルカリ性・酸性の洗剤は使用しないで」となっています。(参考:TOTO)
そもそも、TOTOでは、トイレタンクを自分で掃除しないでほしいともかいてありました・・。
一方、ハイターやカビキラーを使ってトイレタンクを掃除したというかたも案外多くいました。
ハイターやカビキラーなどのアルカリ性の洗剤は、トイレタンクの中のゴムパッキンや金属製の部品などに影響を与える可能性があるとされています。
ハイターやカビキラーを使うときは、長時間の使用は避けて1~2分程度の貼付にとどめておきましょう。
- キッチン泡ハイターまたはカビキラー
- いらないペットボトルなどに水を入れる。
- ゴム手袋
- トイレ用中性洗剤
- スポンジやいらない歯ブラシ
- 必要に応じてマスク、ゴーグル
- 汚れても良い服装

- ゴム手袋をつける。
- 窓を開けて換気を良くする。
- 止水栓を止める
- トイレタンクの手洗い部分は上記と同じように洗う。
- トイレの水を流してトイレタンクのなかを見えるようにする。
- キッチン泡ハイターかカビキラーをカビの部分につける。
- 1~2分後にキッチン泡ハイターかカビキラーをつけた部分にペットボトルの水でよく洗い流す。
- 汚れが取れていない部分は、トイレ用中性洗剤をスポンジなどにつけて洗ってください。(※必ず中性洗剤を使ってください。)
トイレメーカーでは、「ハイターやカビキラーは使用しないで」となっていますので、自己責任でお願いします。
トイレタンクの掃除!賃貸でもできるカビを取る方法のまとめ
トイレタンクのカビ取りには、さまざまな方法がありますが、その中でも特に効果的なのは市販の洗浄剤、オキシクリーン、重曹の使用です。これらは、トイレタンクのカビを安全に簡単に取り除くのに役立ちます。
- 市販のトイレタンク専用洗浄剤
- タンクに入れるだけで簡単に使える。例えば「木村石鹸のトイレタンクの洗浄剤」は、手洗い場の排水穴から投入し、浸け置きするだけ。発泡性があり、黒カビや水垢を効果的に分解、除菌します。塩素不使用で、臭いが苦手な方にも安心。
- オキシクリーンの使用法
- 界面活性剤不使用のオキシクリーンは、40℃のお湯で溶かして使用。トイレタンク内に入れ、1~2時間放置後、通常通り水を流して洗い流す。カビ取りとしても有効で、定期的な使用で清潔を保てる。
- 重曹を使った方法
- 200gの重曹をタンクに入れ、1~2時間放置。その後、水を流して洗い流す。低刺激性でエコフレンドリー、定期使用でカビ予防にも効果的。
注意点として、ハイターやカビキラーの使用は、トイレタンクの材質に影響を及ぼす可能性があるため、短時間の使用に留め、中性洗剤での後処理が必要です。
これらの方法を取り入れ、トイレタンクを清潔に保ちましょう。ただし、使用する洗剤の種類やタンクの材質に応じて適切な対処を行うことが大切です。