「おおよそ」という言葉は、ビジネスや日常生活でよく使われる言葉です。この記事では、「おおよそ」の意味と言い換えと例文をご紹介致します。
ビジネスシーンや日常会話で使えるカジュアルな「おおよそ」を言い換えたいときに参考にしてみてください。
「おおよそ」の意味
「おおよそ」は、大まかな範囲や概算を表す言葉です。
具体的な数値や詳細な情報を示すことなく、値や状況を表現する際に使用されます。
例えば、「おおよそ10分ほどで到着する予定です」という表現では、正確な時間を示すことはできませんが、おおよそ10分程度の時間がかかることを意味しています。
「おおよそ」は、相手に対して具体的な情報を伝えることよりも、大まかなイメージや概念を伝えることを重視する場合に使用されます。
ビジネスで使える「おおよそ」の言い換えと例文
ビジネスの場面で「おおよそ」という表現を使う際、より適切な言い換えがあります。いくつかの「おおよそ」の言い換えを紹介します。
概算(がいさん)
「おおよそ」の意味である「概算」は、ビジネスの場面でよく使われます。例えば、「おおよそ予算は100万円です」という文は、「概算予算は100万円です」と言い換えることができます。
概算(がいさん)の例文
- 「新しいプロジェクトのコスト概算を作成しました。詳細は会議で説明します。」
- 「このリフォームにはおおよそ500万円の概算が必要と見込まれています。」
- 「来年度の予算計画を立てるために、現在の支出の概算を集計しています。」
おおよそ10万円 → 概算で10万円
おおよそ10人 → 概算で10人
大体(だいたい)・大体において
「おおよそ」の言い換えとして「大体」や「大体において」も使えます。
「大体」や「大体において」は、全体的にみたときの概観や、細部まで詳細にこだわらないざっくりとした見積もりを表す表現です。
使用例をいくつか示します。
大体(だいたい)・大体においての例文
「だいたい」は、例えば、「だいたいの予算は◯◯万円です」と言う場合、予算の大まかな金額を示すことができます。
おおよそ1時間 → 大体1時間
おおよそ50% → 大体50%
- 「今日の予定は大体決まっています。午前中に会議があり、午後は資料作成に取り組みます。」
- 「彼女の話は大体理解できましたが、一部細かい部分が分からなかったです。」
- 「大体の予算では、このプロジェクトには50万円ほどが必要だと思われます。」
- 「大体のイメージとしては、ブルーとホワイトを基調にしたデザインがいいと思っています。」
- 「パーティーの参加者は大体20人くらいになるでしょう。」
- 「大体において、私たちの計画はスムーズに進行しています。少数の課題は存在しますが、それらは早期に解決されるでしょう。」
- 「大体において、彼の行動は正当と評価できますが、一部問題のある部分も否めません。」
- 「大体において、このソフトウェアはユーザーの期待を満たしています。しかし、改善すべきポイントも見受けられます。」
- 「大体において、私の意見は彼と一致しています。ただし、一部の点については議論の余地があるでしょう。」
- 「大体において、この計算は正しいですが、一部の値には誤りが含まれているようです。」
これらの例文では、全体の大部分が特定の状態や条件を満たしていることを示しつつ、一部の例外や課題についても触れています。この表現は、全体的な評価を述べつつも、詳細や具体的な例外にも注意を向ける際に有用です。
大抵(たいてい)
「大抵」も「おおよそ」と同じく、ある程度の範囲を表す言葉です。例えば、「おおよそ成功する確率は50%です」という文は、「大抵成功する確率は50%です」と言い換えることができます。
大抵(たいてい)の例文
- 「彼は大抵の場合、朝8時にオフィスに到着します。」
- 「大抵の人は、毎日少なくとも2リットルの水を飲むことが推奨されています。」
- 「私は大抵、週末に家事をこなします。」
おおよそ毎日 → 大抵毎日
おおよそ成功する → 大抵成功する
大多数
「大多数」は「おおよそ」と同じく、多くの人や物事を表す言葉です。例えば、「おおよそ大多数の顧客は満足しています」という文は、「大多数の顧客は満足しています」と言い換えることができます。
大多数の例文
- 「大多数の社員は、新しいフレックスタイム制度を支持しています。」
- 「顧客調査の結果、大多数の顧客が私たちの新製品に満足していることが明らかになりました。」
- 「会議での投票結果、大多数が新しいマーケティング戦略に賛成した。」
おおよそ80% → 大多数は80%
– おおよそ人々 → 大多数の人々
大まかに(おおまかに)
「大まかに(おおまかに)」は、詳細にこだわらずに、全体の概要や概念を理解するために使用される表現です。
大まかに(おおまかに)の例文
- 「大まかに言えば、我々の戦略は新たな市場を開拓し、既存の顧客基盤を強化することです。」
- 「大まかにプロジェクトの進行状況を報告してください。詳細な内容は後でレビューします。」
- 「次の会議では、新しい製品の開発計画を大まかに共有します。」
概ね
「概ね」は、全体として、大部分、大方という意味で使われ、完全ではないもののほとんど全体や一般的な部分を指す表現です。
概ねの例文
- 「プロジェクトは概ねスケジュール通りに進行していますが、いくつかの部分で微調整が必要です。」
- 「新製品のテストは概ね問題なく、予定通りの発売が可能と思われます。」
- 「社員からのフィードバックを概ね確認しました。大方の意見は、新しいポリシーに肯定的です。」
あらかた
「あらかた」は、全体として、ほとんど全員または全て、という意味で使われます。それは一般的に物事が大部分を占めている状況を指す表現です。
あらかたの例文
- 「新システムの導入について、社員のあらかたから肯定的なフィードバックを得ています。」
- 「プロジェクトの準備はあらかた整いました。次に細部のチェックを行う予定です。」
- 「あらかたの競合他社がデジタルマーケティングにシフトしているのを見て、我々もその方向に進むべきだと考えています。」
約
「約」は、大体の数値や量を表す表現で、正確な数ではなく大まかな数を示すときに使用されます。
約の例文
- 「新製品の開発費用は約500万円と見込まれています。」
- 「会社の今年度の売上高は約10億円で、昨年度と比較して20%の成長を達成しました。」
- 「我々の製品は全国で約1000店舗の小売店で販売されています。」
ざっと
意味: 大まかな、一般的な、全体を見渡す意味合い。
ざっとの例文
- 「このレポートをざっと読んで、意見を共有してください。」
- 「この企画書をざっと見て、明日のミーティングの準備をしてください。」
- 「ざっと試算してみた結果、プロジェクトのコストは約2000万円になると思います。」
- 「ざっと目を通しただけでも、その提案は見逃せないポイントがいくつもありました。」
かれこれ
大体の、ある程度の時間や数を示す表現。
かれこれの例文
- 「かれこれ5年以上このポジションにいて、業務改善の必要性を強く感じています。」
- 「私たちはかれこれ10年以上この市場で製品を販売してきました。」
- 「かれこれ3週間、新しいシステムのバグ取りに取り組んでいます。」
- 「私たちはかれこれ10年以上この業界で事業を展開しています。」
粗々(あらあら)
おおよそ、大まかにという意味。
粗々(あらあら)
- 「新プロジェクトの粗々の計画が立てられました。次に細部について議論します。」
- 「新プロジェクトの粗々の計画を立てましたが、詳細はまだ決まっていません。」
- 「粗々の見積もりだと、次の四半期の売上は約1億円になりそうです。」
- 「新製品の開発には粗々6ヶ月程度の時間が必要だと考えています。」
およそ
約、大体という意味。
およその例文
- 「我々の製品はおよそ50カ国で販売されています。」
- 「新製品の開発にはおよそ6ヶ月から1年程度の時間が必要です。」
- 「新システムの導入にはおよそ1000万円の予算が必要と見込まれています。」
- 「我々の製品はおよそ30の国で販売されています。」
大概
ほとんど全体、全般的にという意味。
大概(たいがい)の例文
- 「大概の顧客が新製品の品質に満足しています。」
- 「大概の顧客は新製品に満足しているとのフィードバックを受けています。」
- 「大概の作業は完了しましたが、一部改良が必要な箇所が残っています。」
- 「大概の社員が新しい労働環境に満足しているようです。」
九分通り
ほとんどすべて、ほぼ全てという意味。
九分通りの例文
- 「プロジェクトの計画は九分通りに完成し、あとは微調整が必要です。」
- 「新製品の開発計画は九分通り完成し、あとは細部の調整が残っています。」
- 「新規事業の計画は九分通り立てられ、今後の詳細なスケジュールを調整中です。」
- 「新システムのテストは九分通り終わり、最終的なリリースに向けて微調整を進めています。」
九分九厘
ほぼ全て、ほとんど全部という意味。
九分九厘の例文
- 「今回の提案は九分九厘、役員会で承認されるでしょう。」
- 「九分九厘新プロジェクトは承認されると見込んでいます。」
- 「九分九厘、我々の製品が市場で成功を収めるでしょう。」
- 「九分九厘、競合他社も同じ市場に参入することでしょう。」
大部分は
ほとんど全体、全体の大半という意味。
大部分はの例文
- 「事業の大部分はデジタル市場にシフトしています。」
- 「私たちの収益の大部分は、オンラインビジネスから生まれています。」
- 「プロジェクトの大部分は完了し、残るは最終チェックだけです。」
- 「社員の大部分は新しい政策を受け入れ、積極的に働いています。」
総じて
全体的に、一般的にという意味。
総じての例文
- 「我々の製品は総じて高評価を受けています。」
- 「社員の意見を総じて見ると、新しい制度への変更は受け入れられています。」
- 「顧客からのフィードバックを総じて見ると、新製品は好評です。」
- 「総じて市場の動向を見ると、次の四半期も業績は上向くでしょう。」
日常で使える「おおよそ」の言い換えと例文
おおかた
「おおかた」は、「大方」や「大体」と同義で、ほとんど全て、大部分を指す表現です。ある事がほぼ完了していたり、理解できたりする状態を指すときによく使われます。
「おおかた」を使った例文
- 「明日のパーティーの準備は、おおかた終わったよ。後は飲み物を冷やすだけだね。」
- 「新入生の名前はおおかた覚えた。あとは、少しずつ顔と名前を一致させていくだけだ。」
- 「旅行の計画はおおかた決まった。あとは実際に行って楽しむだけだよ。」
ざっくり・ざっくりと
「ざっくり」とは、大まかな概念や近似値を表す言葉です。具体的な数値や詳細な情報を省略し、おおよそのイメージを伝える際に使われます。
ざっくりとの例文
- このプロジェクトの予算はざっくりと100万円程度です。
- 会議の時間はざっくりと1時間半ほどかかる予定です。
- 今週の売上はざっくりと前回の2倍になりました。
- 「今日のスケジュールをざっくりと教えてくれる?」
- 「新しいプロジェクトの計画をざっくりと立てたんだ。これから詳細を詰めていくよ。」
- 「新しい家の間取りをざっくりと考えてみたけど、どう思う?」
ぐらい・くらい
「~くらい」または「~ぐらい」は、大体の量や程度を示すための表現で、具体的な数値ではなくおおよその範囲や大まかな予想を示す際に使います。
「ぐらい・くらい」の例文
- 「昼ごはんに1000円ぐらい使ったんだ。」
- 「彼はピアノを10年くらい練習しています。」 (彼はピアノを大体10年間練習しています。)
- 「このレポートを終わらせるのに3時間ぐらいかかるでしょう。」 (このレポートを終えるのに大体3時間かかると予想します。)
- 「お菓子は一日に一つくらいしか食べないようにしています。」 (お菓子は一日に大体一つだけ食べるように制限しています。)
- 「3時くらいに公園で会おうか?」
あたり
「あたりの意味」おおよその数値や範囲を示すための表現。具体的な数字ではなく、大体の範囲や予想を示す際に使用します。
「あたりの例文」
- 「1時間あたりに到着すると思うよ。」
- 「昼飯は500円あたりで済ませようと思っているんだ。」
- 「家賃は10万円あたりが予算だね。」
- 「今週は午後7時あたりに退社できる日が多そうだよ。」
程度
「程度の意味」ある程度、ある範囲内という意味で、精密さよりも大まかな範囲を示すときに使用します。
程度の例文
- 「一日2時間程度は勉強しなきゃ。」
- 「一週間に一回程度しかジムに行けてないんだ。」
- 「これくらいの量なら、一晩程度で完成するよ。」
そこそこ
「そこそこの意味」適度な量や程度を表す際に使われます。完全ではないが、ある程度満足できる状態を示します。
「そこそこ」の例文
- 「このレストラン、値段はそこそこするけど、料理はすごく美味しいんだよ。」
- 「試験の結果、そこそこ良かったんだ。」
- 「うちの車、そこそこ速いから、心配ないよ。」
そんなもん
「そんなもんの意味」「それくらい」や「その程度」を意味し、大体の程度を示す際や、ある事が普通である、または予想通りであると表現する際に使います。
「そんなもん」の例文
- 「月に一回そんなもんにしか映画館に行かないよ。」
- 「これだけ食べれば、そんなもんで満足だね。」
- 「そんなもんだよね、うまくいかない時もあるから。」
近く
「近くの意味」時間や場所などが「およそ」「ほぼ」その範囲内であることを表す時に使用します。
「近く」の例文
- 「新学期は4月近くから始まるよね。」
- 「7時近くになると、町が暗くなってくるよ。」
- 「夏休みは8月近くになるんだよね。」
手前
「手前の意味」ある時点や場所などより少し前を指します。具体的な時間や場所ではなく、それより少し前を示す時に使用します。
手前の例文
- 「7時手前に出発しよう。」
- 「ランチは12時手前に食べるのがいいね。」
- 「駅には9時手前に着くようにするよ。」
ほぼ(ほぼほぼ)
「ほぼ・ほぼほぼの意味」全体の大部分を占める程度や、ある事がほとんど完了している状態を指す表現です。
ほぼ・ほぼほぼの例文
- 「ほぼ毎日ジムに通ってるんだ。」
- 「このケーキ、ほぼ完食したよ。」
- 「ほぼ全員がパーティーに参加する予定だよ。」
- 「プロジェクトの作業はほぼほぼ完了しています。あとは、最終的なレビューを待っているだけです。」
- 「試験の勉強はほぼほぼ終わったよ。あとは明日の試験を待つだけだね。」
- 「パーティーの準備はほぼほぼ終わりました。残っているのはケーキのデコレーションだけです。」
あらかた
「あらかたの意味」全体の大部分、ほとんど全てという意味です。何かが大部分完成している状態や、ほとんど全て理解したという状態を示す際に使用します。
あらかたの例文
- 「家事はあらかた終わったから、あとはゆっくりするだけだ。」
- 「パーティーの準備はあらかた終わったよ。」
- 「彼のプレゼンテーションはあらかた理解できた。」
ざっと
「ざっとの意味」全体を詳しく見ずに大まかに見たり、考えたりするさまを表します。詳細にわたる観察や考察ではなく、全体像や大体の概要を把握する際に使用します。
ざっとの例文
- 「ざっと見ると、そのプロジェクトは成功しそうだね。」
- 「このレポートをざっと読んだだけでも、その企業が優れていることが分かる。」
- 「ざっと計算しただけでも、一年でかなりの節約になるよ。」
おおまかに
「おおまかにの意味」詳細ではなく大体の事柄を指す表現です。具体的な詳細よりも大まかな概要や全体像を指す際に使用します。
「おおまかに」の例文
- 「彼の話はおおまかにしか聞かなかったけど、大事なポイントは抑えているよ。」
- 「今後の計画をおおまかに教えてもらえる?」
- 「旅行の日程はおおまかに決まった。」
ほとんど
「ほとんどの意味」全体の大部分を占める程度を表す表現です。何かが全体の大部分を占めている状態や、ほとんど完了している状態を指す際に使用します。
「ほとんど」の例文
- 「彼はほとんど毎日、そのレストランでランチを取っているんだ。」
- 「私の家族はほとんどが医者だよ。」
- 「この本はほとんど読み終わった。」
おおざっぱに
「おおざっぱにの意味」詳細な部分を省略して全体的な事柄を指す表現です。詳細よりも全体の大まかな概要を示す際に使用します。
「おおざっぱに」の例文
- 「彼の計画はいつもおおざっぱで、詳細が不明だよ。」
- 「おおざっぱに言って、明日の午後は自由時間だね。」
- 「彼はおおざっぱにしか説明しなかったけど、だいたいの意味はわかったよ。」
「おおよそ」を使う際の注意点
「おおよそ」は、ある程度の範囲や大まかな数値を表す際に使用され、ビジネスの場面でも、日常生活でも使える言葉です。
「おおよそ」の使い方に注意しながら、ビジネスの場面で適切に活用することで、効果的なコミュニケーションを図ることができます。それでは、「おおよそ」を使う際の注意点をみていきます。
適切な場面での使用
「おおよそ」は、ある程度の範囲や大まかな数値を表す際に使用されます。ビジネスシーンでも、「おおよそ」を使うことで、具体的な数値や詳細な情報が不明な場合に適切な表現ができます。
例えば、プレゼンテーションでの数字の説明や予測、予算の見積もり、スケジュールの提示など、具体的なデータや詳細が確定していない場合に「おおよそ」を使うことがあります。
また、新しいプロジェクトやアイデアの提案で、具体的な数値や詳細がまだ固まっていない場合にも「おおよそ」を使うことができます。これにより、柔軟性を持たせながらアイデアの方向性を示すことができます。
ただし、「おおよそ」を使う際には注意が必要です。具体的な数値や詳細が不明な場合でも、相手に十分な情報を提供することが重要です。また、「おおよそ」を連続して使いすぎると、曖昧さや不確実さを感じさせる可能性があります。適切な場面で使い、相手に適切な情報を伝えることが大切です。
違和感のある、または失礼な使い方
「おおよそ」は、あくまで大まかな数字や推定を表す言葉ですので、正確さや具体性を求められる場面では適切ではありません。特にビジネスシーンでは、正確な情報や数字が求められることが多いため、注意が必要です。
例えば、プレゼンテーションや報告書で「おおよその利益は◯◯円です」と述べると、相手方に不信感を抱かれる可能性があります。具体的な数字やデータを示すことが求められるため、正確な数字を提示することが重要です。
また、人の能力や評価に関しても、「おおよその能力がある」という表現は避けるべきです。相手の努力や実績を軽視するような印象を与える可能性があります。具体的な実績や能力を示すことで、相手に対する適切な評価を行いましょう。
以上のように、「おおよそ」を使う際は、正確さや具体性が求められる場面では避けるべきです。適切な言葉遣いと具体的な情報を提供することで、相手に信頼感を与えることができます。
「おおよそ」の英語表現やカタカナビジネス用語と例文
「おおよそ」の意味や使い方を理解したら、次はビジネスシーンで使用できる「おおよそ」の英語表現やカタカナビジネス用語を学びましょう。以下にいくつかの例を挙げます。
- Roughly
- 例文:We can expect roughly 100 attendees at the conference.
- 和訳:この会議にはおおよそ100人の参加者が予想されます。
- Approximately
- 例文:The project will take approximately two months to complete.
- 和訳:このプロジェクトはおおよそ2ヶ月かかります。
- About
- 例文:There are about 20 employees in our department.
- 和訳:当部署にはおおよそ20人の社員がいます。
- Around
- 例文:The cost of the new equipment is around 1 million yen.
- 和訳:新しい機器のコストはおおよそ100万円です。
- Give or take
- 例文:The meeting will last for an hour, give or take a few minutes.
- 和訳:会議はおおよそ1時間続きますが、数分の誤差はあります。
これらの表現は「おおよそ」のニュアンスを伝えるために使われます。ビジネスで正確な数字や時間を伝える必要がある場合でも、これらの表現を使うことで柔軟性を持たせることができます。
ビジネスコミュニケーションでは、正確な情報を伝えることが重要ですが、時には「おおよそ」の表現を使って、あくまで概算やおおよその数字を伝えることも必要です。適切な表現を選び、相手に正確な情報を提供するよう心がけましょう。
「おおよそ」の言い換えと例文のまとめ
「おおよそ」は、概算や大体の意味を表す言葉です。ビジネスにおいても頻繁に使用される表現ですが、注意が必要です。
適切な場面での使用には注意が必要です。具体的な数字や詳細な情報が必要な場合には、「おおよそ」の使用は避けましょう。また、違和感のある使い方や失礼な使い方も避けるべきです。
ビジネスで使える「おおよそ」の言い換えとしては、おもに以下の言い換えがありました。
- 1. 概算
- 2. 大体
- 3. 大抵
- 4. ほぼ
- 5大多数
- 6. 概ね
おおよそ以外の言い換えを使うことで、表現の幅が広がります。
ビジネスで使える「おおよそ」の言い換えの例文をいくつか紹介します。
1. 概算:このプロジェクトの予算は概算で100万円です。
2. 大体:大体の見積もりによると、来月の売上は10%増加する見込みです。
3. 大抵:大抵の場合、クライアントからのフィードバックはプロジェクトの改善に役立ちます。
4. ほぼ:ほぼ全ての社員が新しいルールに従っています。
5. 大多数:大多数の顧客はこの商品を購入する際に、価格を重視しています。
また、日常で使える「おおよそ」の言い換えとしては、「ほとんど」や「ざっくり」などがあります。
「おおよそ」の言い換えには多くのバリエーションがありますが、適切な場面で使い、違和感のない表現を心がけましょう。